私には三人の子供がいます。

長女の美憂、長男の徳郁、次女の聖子。

美憂は女子レスリング世界選手権大会47kg級で2度、50kg級で1度の計3度の優勝をしています。のちに「神の子KID」と呼ばれるようになる徳郁は、全日本学生レスリング選手権大会フリースタイル58kg級で優勝などしたのち、活躍の場を総合格闘技に移し、HERO’S 2005ミドル級世界王者に輝きました。そして聖子も、51kg級、56kg級と階級を変えながら、世界選手権大会を4度制覇しています。
さらに孫にあたる美憂の長男のアーセンも、グレコローマンスタイル69kg級で2013年の世界カデット(16~17歳)選手権大会を4度制覇。

このような家族の成績から、世間の皆さんからは「山本家はレスリング一家」という言われ方をします。しかし、私が子供たちにレスリングをやるよう強制したことはいっさいありません。山本家では、子供たちが興味を持ったことなら、なんでもトライさせてきました。その中で、本人たちが最終的に「これなら一番になれる」と判断して選んだのが、レスリングというスポーツだったのです。

私の両親はアスリートではありませんでした。
普通の家庭で育ちましたし、そもそもレスリングを始めたのは大学に入学してからです。では、なぜ私はオリンピアンになり、3人の子供は世界チャンピオンになり、孫も世界レベルの選手になっているのでしょうか。

その答えは簡単です。

「レスリングのルールが山本家のDNAに合っていたから」にほかなりません。

これが私の教育法の根底をなす部分です。
子供たちが親から引き継ぐDNAに優劣はありません。
ただそれぞれのDNAには適した分野があるということです。
つまり、どの子供にも活躍できる場所が必ずあるのです。

私は現役引退後、日本体育大学で教授を務める傍ら、ナショナルチーム及びオリンピックコーチや大学のレスリング部、ちびっ子レスリングのコーチを長らく続けてきました。
我が子はもちろん、数えきれないほど多くの子供たちを見てきています。

そうした経験から、このヤマモトスポーツアカデミーが皆様の明るい未来にお役に立てることを心から願っております。

山本 郁榮

日本体育大学 名誉教授
アメリカ東ミシガン州立大学 教育学部留学(1968年~1969年)


競技歴

ミュンヘンオリンピック大会(1972年)
レスリング グレコローマンスタイル 57kg 7位

コーチ歴

①モントリオールオリンピック大会(1976年)
②ロサンゼルスオリンピック大会(1984年)
③ソウルオリンピック大会(1988年)
④バルセロナオリンピック大会(1992年)
日本レスリング協会ナショナルコーチ(1972年~1992年)

著 書

①運動解剖からみたテーピングの実技と理論(1987年)
②TAPING技法シリーズ前・後期 全8巻ビデオ(1988年)
③娘と私(1996年)
④「神の子」父が語る山本“KID”徳郁の半生(2006年)
⑤山本流「五輪書」格闘遺伝子(2007年)
⑥“KID BODY”トレーニングブック(2007年)
⑦子供を「世界一」にする山本家流DNA教育法(2015年)

副代表 山本 れいこ

副代表 山本 美憂

全日本女子選手権大会8回優勝
世界女子選手権大会3回優勝

1991年 世界女子選手権大会優勝
1994年 世界女子選手権大会優勝
1995年 世界女子選手権大会優勝

1987年 全日本女子選手権大会優勝
1988年 全日本女子選手権大会優勝
1989年 全日本女子選手権大会優勝
1990年 全日本女子選手権大会優勝
1991年 全日本女子選手権大会優勝
1994年 全日本女子選手権大会優勝
1995年 全日本女子選手権大会優勝
1999年 全日本女子選手権大会優勝

現在、総合格闘家。戦績、9戦5勝4敗